Provided by: manpages-ja_0.5.0.0.20221215+dfsg-1_all bug

名前

       comsat — biff サーバ

書式

       comsat

説明

       comsat  は、受信メールのレポートを受け取り、 サービスを要求しているユーザーに対して通知を行う、サーバプロ
       セスである。 comsat は “biff” サービス仕様 (services(5) と inetd(8) を参照)  に関連するデータグラムポート
       のメッセージを受信する。 1 行メッセージは次の形式である:

             user@mailbox-offset

       ここで指定されているユーザー user がシステムにログインしていて、 割り当てられた端末の所有者の実行ビットが
       (“biff y”) によって ON になっている場合、 offset がメールボックスファイルのシークオフセットとして使われ、
       メッセージの先頭 7 行または先頭 560 文字がユーザーの端末に表示される。 “From” と “Subject” 以外のメッセー
       ジヘッダの一部とみなされる行は、 表示される行には含まれない。

ファイル

       /var/run/utmp  誰がどの端末でログインしているかを見つけるためのファイル

関連項目

       biff(1), inetd(8)

バグ

       メッセージヘッダのフィルタリングは誤りがちである。 表示される情報の量は、理論的な最小限の量に近い。

       現在ログインしているマシンへのメール到着ではなく、 他のマシンにメールが届いたことがユーザーに通知されるべ
       きである。

       通知は別のウインドウに表示されるべきである。 そうすれば、スクリーンの表示が乱されない。

       バグは、diff/patch・コンパイラエラー・  できる限り完全なバグレポートとともに、 netbug@ftp.uk.linux.org に
       送って下さい。

履歴

       デーモンは 4.2BSD で登場した。

翻訳者謝辞

       この man ページの翻訳にあたり、 FreeBSD jpman project <http://www.jp.freebsd.org/man-jp/>  による翻訳を参
       考にさせていただいた。

Linux NetKit (0.17)                               July 31, 1999                                        COMSAT(8)