Provided by: manpages-ja_0.5.0.0.20221215+dfsg-1_all bug

名前

       biff — メールの到着と、それが誰からのメールかを知らせる

書式

       biff [ny]

説明

       biff   は、現在の端末セッション中にメールが到着した場合、  それを報告してほしいかどうかをシステムに知らせ
       る。

       biff がサポートしているオプションとしては、以下のものがある:

       n     報告しないように設定する。

       y     報告するように設定する。

       メールの到着を報告するように設定しているときにメールが届いた場合、 メールのヘッダとメッセージの最初の数行
       が自分の画面に表示される。 ログイン毎に実行されるよう、 “biff y” コマンドはたいてい .login.profile な
       どに書く。

       biffcomsat サービスを利用して非同期に動作する。 このサービスが有効でない場合、 biff は何もしない。 こ
       のような場合、あるいは同期して動作させる場合は、 sh(1) の MAIL 変数を用いるか、 csh(1) の mail 変数を利用
       すること。

関連項目

       csh(1), mail(1), sh(1), comsat(8)

歴史

       コマンドは 4.0BSD から登場した。

バグ

       su(1) と biff はあまり相性が良くないようだ。 これはおそらく tty が su  を用いた人間に所有されたままになる
       ためだろう。  これにより、biff  の状態を変更しようとした時に “Permission denied” になってしまうかもしれな
       い。

       バグは差分/パッチ、コンパイラーエラーログ、                      または出来るだけ完全なバグレポートと共に
       netbug@ftp.uk.linux.org に報告してほしい。

Linux NetKit (0.17)                               July 31, 1999                                          BIFF(1)