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名称

       caesar — シーザー式暗号法の解読

書式

       caesar [rotation]

解説

       は英文字の出現頻度に関する統計を用いてシーザー式暗号法の解読を行なう  ユーティリティです。 は標準入力から
       読み込み、標準出力へ書き出します。

       オプション引数に数字で rotation を与えることにより、特定の回転値を指定できます。

       英文字の出現頻度は以下の通り(多いほうから少ないほうへ)。

             ETAONRISHDLFCMUGPYWBVKXJQZ

       これらの出現頻度をパーセントで示します:

             E(13), T(10.5), A(8.1), O(7.9), N(7.1), R(6.8), I(6.3), S(6.1), H(5.2), D(3.8), L(3.4), F(2.9),
             C(2.7), M(2.5), U(2.4), G(2), P(1.9), Y(1.9), W(1.5), B(1.4), V(.9), K(.4), X(.15), J(.13), Q(.11),
             Z(.07).

       USENET への暗号化された投稿や、 fortune(6) プログラムが用いるデータベースのいくつかは、13  文字分回転され
       ています。

Debian                                          November 16, 1993                                      CAESAR(6)