Provided by: lxc_6.0.4-4ubuntu1_amd64 bug

NAME

       lxc-destroy - コンテナの削除

SYNOPSIS

       lxc-destroy {-n name} [-f] [-s]

説明

       lxc-destroy は、lxc-create で以前に作成したシステムオブジェクトを削除します。

オプション

       -f, --force
              コンテナが実行中の場合、まずコンテナを停止させます。  このオプションが指定されていない場合、コンテ
              ナが実行中のときは lxc-destroy コマンドは実行を中断します。

       -s, --snapshots
              指定したコンテナとそのスナップショットをすべて削除します。

共通オプション

       ここで紹介するオプションは lxc コマンドの大部分で共通のものです。

       -?, -h, --help
              通常より長い使い方のメッセージを表示します。

       --usage
              使い方を表示します。

       -q, --quiet
              出力を抑制します。

       -P, --lxcpath=PATH
              デフォルトと別のコンテナパスを使用します。デフォルトは /var/lib/lxc です。

       -o, --logfile=FILE
              追加のログを FILE に出力します。デフォルトは出力しません。

       -l, --logpriority=LEVEL
              ログの優先度を LEVEL に設定します。デフォルトの優先度は ERROR です。以下の値を設定可能です: FATAL,
              ALERT, CRIT, WARN, ERROR, NOTICE, INFO, DEBUG, TRACE。

              このオプションは追加のログファイルへのイベントログの優先度の設定である事に注意してください。stderr
              への ERROR イベントのログには影響しません。

       -n, --name=NAME
              NAME という名前でコンテナを識別します。コンテナ識別子のフォーマットは英数字の文字列です。

       --rcfile=FILE
              コンテナの仮想化、隔離機能の設定のための設定ファイルを指定します。

              (lxc-create 経由で) 前もってコンテナが作られた際の設定ファイルが既にあった場合でも、このオプション
              が指定された場合は、指定した設定ファイルが使用されます。

       --version
              バージョン番号を表示します。

診断

       The container was not found
              削除する対象のコンテナが見つかりません。  おそらくそのコンテナが存在しないのか、既に削除された後な
              のでしょう。 lxc-ls コマンドを使って、システム上に存在するコンテナのリストを得ることができます。

SEE ALSO

       lxc(7),  lxc-create(1),  lxc-copy(1),  lxc-destroy(1),  lxc-start(1),  lxc-stop(1),  lxc-execute(1), lxc-
       console(1), lxc-monitor(1),  lxc-wait(1),  lxc-cgroup(1),  lxc-ls(1),  lxc-info(1),  lxc-freeze(1),  lxc-
       unfreeze(1), lxc-attach(1), lxc.conf(5)

                                                   2025-06-09                                     lxc-destroy(1)