Provided by: manpages-ja_0.5.0.0.20221215+dfsg-1_all bug

名前

       grub-reboot - GRUB のデフォルトブート項目を設定します。 次回起動時に有効となります。

書式

       grub-reboot [OPTION] MENU_ENTRY

説明

       デフォルトのブートメニュー項目を設定します。 次回起動時に有効となります。

       -h, --help
              メッセージを表示して終了します。

       -V, --version
              バージョン情報を表示して終了します。

       --boot-directory=DIR
              GRUB イメージが /boot/grub ディレクトリではなく DIR/grub にあるものとします。

       MENU_ENTRY  は数値、メニュー項目のタイトル、メニュー項目の識別子です。 サブメニューやサブサブメニューにあ
       るメニュー項目には、 サブメニュー内容とそのメニュー項目内容の指定が必要になる点を忘れないでください。  タ
       イトルは大なり記号  (>) を使って区切り、 空白は含めません。 使用するシェルによっては、 > を含む文字列はエ
       スケープが必要になる場合があります。 このことに関しての詳細は、 GRUB マニュアルの 'default'  コマンドに関
       するセクションに説明されています。

       注意:  環境ブロックが MDRAID 上や LVM 上に保存されているような場合に、 そこへの書き込みができなくなる可能
       性があるため、 再起動後であっても、 選択実行したブートメニュー項目は、 デフォルトとして保持されるようにし
       てください。

バグ報告

       バグ報告は <bug-grub@gnu.org> までお願いします。

関連項目

       grub-set-default(8), grub-editenv(1)

       grub-reboot の完全なドキュメントは Texinfo マニュアルとしてメンテナンスされています。infogrub-reboot
       の両プログラムが適切にインストールされていれば、以下のコマンド

              info grub-reboot

       を実行して完全なマニュアルを参照できます。

GRUB 2.06                                            2021/10                                      GRUB-REBOOT(8)