Provided by: manpages-ja_0.5.0.0.20221215+dfsg-1_all bug

名称

       cribbage - カードゲームクリベッジ

書式

       /usr/games/cribbage [ -req ] name ...

解説

       cribbage  は、一方をプログラムが担当し他方をユーザが担当する形式で、 カードゲームのクリベッジをプレイしま
       す。 始めに、プログラムはユーザにゲームのルールが必要か尋ねます。- 必要と答えたなら、 According to  Hoyle
       から適切な節を more (I) で表示します。

       cribbage オプションには次のものがあります:

       -e     プレイヤが自分の手札やクリブの得点化を間違えた時、正しい得点の 説明を教えます。(これは特に始めたて
              のプレイヤに便利です。)

       -q     すべてのメッセージを短い形式で表示します。-  これはこのオプションを 指定せずにゲームをプレイしてき
              たユーザにのみお薦めします。

       -r     プレイヤにカード束をカットするよう求めるのではなく、    プログラムがランダムにカード束をカットしま
              す。

       cribbage はまず、プレイヤに短いゲーム (“ 1 周 ” すなわち 61 まで) と長い ゲーム (“ 2 周 ” すなわち 121 ま
       で)  のどちらをプレイしたいか 尋ねます。`s' と答えると短いゲームになります。その他の応答は何でも 長いゲー
       ムをプレイします。

       最初のゲーム開始時に、最初のクリブを誰が取るかを   決めるために、カード束をカットするようプレイヤに求めま
       す。ユーザは  カード束の何枚下のカードをカットするかを示す  0  から  51 の間の数字を 答えなければいけませ
       ん。よりランクの低いカードをカットしたプレイヤが 最初のクリブを取ります。1 回以上ゲームをプレイすると、前
       回の ゲームの敗者が今回のゲームの始めのクリブを取ります。

       手札を配るごとに、プログラムはまずプレイヤの手札と誰のクリブであるかを  表示し、それからクリブへ  2  枚の
       カードを捨てるようプレイヤに求めます。 カードは 1 行につき 1 枚ずつ、後で説明するようにして指定します。

       カードを捨てた後、(プレイヤのクリブなら) プログラムがカード束を カットするか、(プログラムのクリブなら) プ
       レイヤにカード束をカットするよう  求めます。 後者の場合、適切な応答は残りの 40 枚のカードから何枚下のカー
       ドをカットするかを 示す 0 から 39 の数字です。

       カード束をカットした後、子 (クリブを持たないほう) が最初のカードを 出してプレイが始まります。カードすべて
       が使われるまで、クリベッジの ルールに従い、プレイは続きます。プログラムは、全ポイントの得点化と、  テーブ
       ル上のカードの合計に、絶えず注意を払います。

       プレイが終わると手札が得点化されます。プログラムは適切なカード   (それに角括弧で囲んだ、カットしたカード)
       を表示して、プレイヤに自分の 手札 (もしプレイヤのクリブならそれも) を得点化するよう求めます。  プレイはど
       ちらかのプレイヤがゲーム限界点 (61 か 121) に達するまで 続きます。

       数字入力が求められている時の復帰文字は、最も低い正当な値を タイプすることと同じになります。例えば、カード
       束をカットする時には 一番上のカードを選ぶことと同じです。

       カードはランクにスーツを続けて指定します。ランクは、  `a',  `2',  `3', `4', `5', `6', `7', `8', `9', `t',
       `j', `q', `k' あるいは、“ace”, “two”, “three”, “four”, “five”, “six”, “seven”,  “eight”,  “nine”,  “ten”,
       “jack”,  “queen”,  “king”  のいずれかで指定できます。  スーツは、`s',  `h', `d', `c' あるいは、 “spades”,
       “hearts”, “diamonds”, “clubs” のいずれかで指定できます。 カードは <rank> “ ” <suit> あるいは <rank> “  of
       ” <suit> のように指定できます。 ランクとスーツの 1 文字指定を用いる場合、スーツとランクを分けるスペースは
       省けます。また、希望のランクのカードは  1 枚だけプレイ可能なら、ランクの 入力だけで充分です。例えば、手札
       が “2H, 4D, 5C, 6H, JC, KD”  で  ダイアモンドのキングを捨てたければ、次のいずれの入力でも可能です。  “k”,
       “king”,  “kd”,  “k  d”,  “k of d”, “king d”, “king of d”, “k diamonds”, “k of diamonds”, “king diamonds”,
       “king of diamonds”

関連ファイル

       /usr/games/cribbage

作者

       Earl T. Cohen が論理を書きました。 Ken Arnold が画面指向のインタフェースを追加しました。

4th Berkeley Distribution                         May 31, 1993                                       CRIBBAGE(6)