Provided by: manpages-ja_0.5.0.0.20221215+dfsg-1_all bug

名前

       base32 - データを base32 エンコード/デコードして標準出力に表示する

書式

       base32 [OPTION]... [FILE]

説明

       ファイルまたは標準入力を Base32 エンコード/デコードして標準出力に出力します。

       ファイルの指定がない場合や FILE が - の場合, 標準入力から読み込みを行います。

       長いオプションで必須となっている引数は短いオプションでも必須です。

       -d, --decode
              データをデコードする

       -i, --ignore-garbage
              デコード時に非英数字を無視する

       -w, --wrap=COLS
              COLS 文字で改行を行う (デフォルト:76)。 0 を指定した場合、改行を行わない

       --help 使い方を表示して終了する

       --version
              バージョン情報を表示して終了する

       データを RFC 4648 で定義された base32 アルファベットにエンコード、デコード します。デコード時には入力には
       正式な base32 アルファベットに加えて改行文字が 含まれている場合があります。入力ストリームに正式なアルファ
       ベット以外の バイトが含まれていて回復したい場合は --ignore-garbage を使用してください。

       GNU    coreutils    のオンラインヘルプ:    <https://www.gnu.org/software/coreutils/>   翻訳に関するバグは
       <https://translationproject.org/team/ja.html>               に連絡してください。               詳細な文書
       <https://www.gnu.org/software/coreutils/base32> (ローカルでは info '(coreutils) base32 invocation' で参照
       可能)。

作者

       作者 Simon Josefsson。

著作権

       Copyright  ©  2020  Free  Software  Foundation,  Inc.   ライセンス  GPLv3+:  GNU  GPL  version 3 or later
       <https://gnu.org/licenses/gpl.html>.
       This is free software: you are free to change and redistribute it.  There is NO WARRANTY, to  the  extent
       permitted by law.

関連項目

       base32  の完全なマニュアルは Texinfo マニュアルとして整備されている。もし、 info および base32 のプログラ
       ムが正しくインストールされているならば、コマンド

              info base32

       を使用すると完全なマニュアルを読むことができるはずだ。

GNU coreutils                                       2021年5月                                          BASE32(1)