Provided by: manpages-ja-dev_0.5.0.0.20221215+dfsg-1_all bug

名前

       getloadavg - get system load averages

書式

       #include <stdlib.h>

       int getloadavg(double loadavg[], int nelem);

   glibc 向けの機能検査マクロの要件 (feature_test_macros(7)  参照):

       getloadavg():
           Since glibc 2.19:
               _DEFAULT_SOURCE
           In glibc up to and including 2.19:
               _BSD_SOURCE

説明

       getloadavg()  関数はシステムの実行キューに入っているプロセスの数を、 様々な期間について平均した値を返す。
       nelem  個までのサンプル値を取得し、 loadavg[] の連続する要素に代入する。 システムが提供するサンプル数は 3
       個までで、 それぞれ最近 1, 5, 15 分の平均を表している。

返り値

       負荷平均が取得できないと -1 を返す。 取得できた場合は、実際に取得したサンプル値の数を返す。

バージョン

       この関数は glibc のバージョン 2.2 以降で利用可能である。

属性

       この節で使用されている用語の説明については、 attributes(7) を参照。
       ┌──────────────────┬───────────────┬─────────┐
       │ インターフェース属性      │
       ├──────────────────┼───────────────┼─────────┤
       │ getloadavg()     │ Thread safety │ MT-Safe │
       └──────────────────┴───────────────┴─────────┘

準拠

       POSIX.1 にはない。 BSD 系と Solaris に存在する。

関連項目

       uptime(1), proc(5)

この文書について

       この man ページは Linux man-pages プロジェクトのリリース 5.10  の一部である。プロジェクトの説明とバグ報告
       に関する情報は https://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。

Linux                                              2016-03-15                                      GETLOADAVG(3)