Provided by: manpages-ja_0.5.0.0.20221215+dfsg-1_all bug

名前

       memusagestat - メモリーのプロファイリングデータからグラフを出力する

書式

       memusagestat [option]... datafile [outfile]

説明

       memusagestat  は、  ファイル  datafile に格納されたメモリーのプロファイリングデータをグラフとして表現した
       PNG ファイルを作成する。 datafilememusage(1) の -d (--data) オプションで生成される。

       グラフの赤色の線はヒープ使用量 (割り当てられたメモリー) を示し、 緑色の線はスタック使用量を示す。 X  軸は
       メモリー処理関数の呼び出し数 (-t オプションが指定された場合は時間) である。

オプション

       -o file, --output=file
              出力ファイルの名前。

       -s string, --string=string
              出力グラフに表示するタイトルとして string を使用する。

       -t, --time
              X 軸の目盛として (関数呼び出し数ではなく) 時間を使用する。

       -T, --total
              全メモリー消費量のグラフも出力する。

       -x size, --x-size=size
              出力グラフの幅を size ピクセルにする。

       -y size, --y-size=size
              出力グラフの高さを size ピクセルにする。

       -?, --help
              ヘルプメッセージを表示して終了する。

       --usage
              簡潔な使用方法を表示して終了する。

       -V, --version
              バージョン情報を表示して終了する。

バグ

       バグ報告については http://www.gnu.org/software/libc/bugs.html を参照のこと。

       memusage(1) を参照。

関連項目

       memusage(1), mtrace(1)

この文書について

       この  man ページは Linux man-pages プロジェクトのリリース 5.10 の一部である。プロジェクトの説明とバグ報告
       に関する情報は https://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。

GNU                                                2020-06-09                                    MEMUSAGESTAT(1)