Provided by: manpages-ja_0.5.0.0.20210215+dfsg-1_all bug

名前

       nohup - ハングアップシグナルの影響を受けずコマンドを実行する (出力は端末以外に行う)

書式

       nohup COMMAND [ARG]...
       nohup OPTION

説明

       HUP シグナルを無視するように設定して COMMAND を実行します。

       --help この使い方を表示して終了する

       --version
              バージョン情報を表示して終了する

       標準入力が端末の場合、  読み込み不可のファイルからリダイレクトされます。 標準出力が端末の場合、出力は、可
       能であれば 'nohup.out' に、 そうでなければ  '$HOME/nohup.out'  に追加されます。  標準エラー出力が端末の場
       合、標準出力にリダイレクトされます。 出力を FILE に保存したい場合は 'nohup COMMAND > FILE' を使用してくだ
       さい。

       注意:  使用しているシェルによっては組み込みコマンドとして nohup を持っている場合 があり、通常はここで記述
       しているバージョンより優先的に使用されます。シェルの   文書を参照してオプションなどの詳細を確認してくださ
       い。

       GNU  coreutils  のオンラインヘルプ:  <http://www.gnu.org/software/coreutils/>  nohup の翻訳に関するバグは
       <http://translationproject.org/team/ja.html>              に連絡してください。               完全な文書は
       <http://www.gnu.org/software/coreutils/nohup>   にあります。   ローカルでは   info   '(coreutils)   nohup
       invocation' で参照できます。

作者

       作者 Jim Meyering。

著作権

       Copyright © 2016 Free  Software  Foundation,  Inc.   ライセンス  GPLv3+:  GNU  GPL  version  3  or  later
       <http://gnu.org/licenses/gpl.html>.
       This  is  free software: you are free to change and redistribute it.  There is NO WARRANTY, to the extent
       permitted by law.

関連項目

       nohup の完全なマニュアルは Texinfo マニュアルとして整備されている。もし、 info および nohup  のプログラム
       が正しくインストールされているならば、コマンド

              info nohup

       を使用すると完全なマニュアルを読むことができるはずだ。

GNU coreutils                                       2016年2月                                           NOHUP(1)